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Risk Management リスクマネジメント

当社は、事業環境を取り巻くリスクや、災害発生時に生じうるリスクを想定・管理し、それぞれのリスク特性に応じた適切な方法で対応策を講じております。
また、リスク事象が実際に起こった場合の損害を最小限度に食い止めるべく、リスク管理委員会、対策本部または災害対応委員会を中心に対応いたします。

リスク管理体制

事業に重大な影響を及ぼす可能性のあるリスクを適切にマネジメントすることにより、事業の継続性を担保し、企業価値の向上を図ることを目的として、リスク管理委員会を設置し、全社リスクマネジメントを推進しております。
リスク管理委員会において、毎年、リスク評価(リスクの特定・分析・評価)を実施しています。一定基準を超えるリスクについては「全社認識リスク」として識別し、具体的な防止策を策定しております。

リスク管理体制図

主要なリスク

当社グループの財政状態および経営成績に重要な影響を与える可能性があると認識している主要なリスクは、以下のとおりです。

  1. パルプおよび燃料価格の変動と為替変動等について
  2. 当社グループ製品の市場動向等について
  3. 特定の販売先について
  4. パルプ不織布生産設備の安定稼働について
  5. 新製品の開発および新規事業の立ち上げについて
  6. 知的財産権について
  7. 物流体制の依存について
  8. 法的規制について
  9. 火災事故および自然災害等について
  10. 感染症の影響について

事業継続に向けた危機管理体制の強化

地震等の災害により事業が被災した場合にも、事業を早期に復旧させ、お取引先への供給責任を果たすため、災害の発生とそれに伴う以下のリスクを対象とする「事業継続計画(BCP)」を策定しております。

  1. 社員および来訪者の負傷、失明
  2. 建物、生産設備および付帯設備の損壊
  3. 電気、電話などのインフラの使用不能
  4. 取引先の被災による原燃料、副資材、部品などの調達不能
  5. 建物・設備修理業者の被災

また、災害発生時の備えとして、定期的な防災訓練・安否確認システムの訓練を実施するとともに、「災害発生時行動マニュアル」の配布および常時携帯の徹底により、安全確保を優先とした迅速な行動(避難・救助)と、適切な通報・報告・指示の実施について周知しております。